スバル(富士重工)が2013年11月、ロサンゼルスモーターショー13でワールドプレミアした新型『WRX』。米国市場で競合相手となりそうなフォード『フォーカス』の高性能版、『フォーカスST』との徹底比較映像が、ネット上で公開されている。
この映像は1月22日、米国の有力自動車メディア、『モータートレンド』が公式サイトを通じて配信したもの。人気企画の『Head 2 Head』において、新型WRXとフォーカスSTを徹底的に比較した。
新型スバルWRXは、「DIT」と呼ばれる直噴2.0リットル水平対向4気筒ガソリンターボを搭載。米国仕様の場合、最大出力268ps/5600rpm、最大トルク35.7kgm/2000-5200rpmを引き出す。トランスミッションは、6速MTと「スポーツリニアトロニック」と呼ばれるCVT。水平対向直噴ターボ「DIT」エンジンと、MTの組み合わせは初めて。
一方、フォーカス STは、最大出力250ps、最大トルク36.7kgmを発生する直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボを搭載。ハンドリング性能は、フォード社内の「チームRS」(欧州)と「SVT」(米国)が共同開発。ドイツのニュルブルクリンクやアウトバーンで、走行テストを繰り返し、スポーティな走行性能が追求された。
両車を徹底比較した12分以上に渡る映像は、動画共有サイト経由で見ることができる。