【ジュネーブモーターショー14】ヒュンダイ、イントラード を予告…次世代燃料電池コンセプトカー

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ヒュンダイ イントラードの予告スケッチ
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韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は12月10日、スイスで2014年3月に開催されるジュネーブモーターショー14において、コンセプトカーの『イントラード』(INTRADO)を初公開すると発表した。

イントラードは、ヒュンダイの次世代燃料電池パワートレインを搭載したコンセプトカー。ヒュンダイは2013年夏、Cセグメント主力SUV、『ix35』(北米名:『ツーソン』)をベースに開発した燃料電池車を、欧州市場でリース販売開始。2014年春には、米国でのリース販売も計画している。

現時点では、イントラードの次世代燃料電池パワートレインに関して、詳細は公表されていない。ただし、現行の『ix35フューエルセル』に対して、燃料電池パワートレインを小型軽量化すると発表。さらにこれを、先進の素材を使用した軽量構造ボディに搭載するという。

また、車体のデザインについては、ヒュンダイのデザイン言語、「フルーデリック・スカルプチャー」(流体彫刻)を進化。「フルーデリック・スカルプチャー2.0」を、ヒュンダイのコンセプトカーとしては、初めて採用する。設計は、ドイツにあるヒュンダイの欧州R&Dセンターが担当。

なおヒュンダイは、イントラードのデザインスケッチを1点、公開。ヒュンダイモーターグループのペーター・シュライヤー社長は、「我々はイントラードで、未来の車がいかに素晴らしくエキサイティングになるかをお見せしたい」とコメントしている。

《森脇稔》

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