【北京モーターショー14】ダイムラーと中国BYDの新ブランド、デンツァ…市販EV初公開へ

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ダイムラーと中国BYD(比亜迪)が立ち上げた新ブランド、デンツァ(DENZA)のEVプロトタイプ車
  • ダイムラーと中国BYD(比亜迪)が立ち上げた新ブランド、デンツァ(DENZA)のEVプロトタイプ車

ダイムラーと中国BYD(比亜迪)が立ち上げた新ブランド、デンツァ(DENZA)は11月20日、中国で2014年4月に開催される北京モーターショー14(オートチャイナ14)において、同ブランド初の市販EVを初公開すると発表した。

ダイムラーとBYDは2010年3月、技術提携を発表。2010年5月には、中国でEVを共同開発することを目的に、合弁会社の「深センBYDダイムラー・ニューテクノロジー社」を設立した。デンツァは、両社の合弁会社が中国で現地開発し、中国市場だけで販売するEVに特化したブランドの名称。

デンツァブランドは2012年4月、北京モーターショー12において、EVコンセプトカーを出品。北京モーターショー14で初公開されるのは、その市販版となる。

また、デンツァは2014年半ば、最初の販売店を北京市に開設する予定。その後、上海市と深セン市にも、ディーラーネットワークを拡大する計画。

現時点では、デンツァブランド初の市販EVの内容は公表されていない。ただし、深セン市の開発センターにおいて、テスト中のプロトタイプ車の画像を公開。ダイムラーは、「中国でデザインされたデンツァが最も安全で信頼できるEVになるだろう」と語っている。

《森脇稔》

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