国土交通省は、船舶と運航システムの省エネ化を目指した革新技術の導入・効果検証を行う事業者に補助金を支給する公募結果を発表した。
国交省は、経済産業省資源エネルギー庁と連携して、2013年度「省エネ型ロジスティクス等推進事業費補助金(革新的省エネ型海上輸送システム実証事業)」の2次公募として、10月4日から24日まで船舶と運航システムで省エネ化する革新技術を導入する事業者を募集したところ2件の応募があった。
応募提案について、審査した結果、2件とも補助事業者として決定した。
補助事業に決まったのは、アジアパシフィックマリンとジェネックが実施する「二重反転プロペラ(CRP)搭載型大型セメント運搬船の省エネ推進・荷役システム」による省エネ実証事業と、中津留組による8000トン積みセメント運搬船での推進機関効率改善と各種省エネ装置、モニタリングシステムによる省エネ実証事業。