スズキのタイにおける二輪車・船外機の製造販売子会社タイスズキモーター社(タイスズキ社)は9月24日、中・大型二輪車を中心とした6機種をタイ市場に投入、11月より順次販売を開始すると発表した。
タイスズキ社は現在、小型二輪車(110~125cc)を中心に生産・ 販売を行っているが、タイの二輪車市場は、近年の所得の向上やライフスタイルの変化に伴い、趣味やレジャーとしての二輪車の需要が高まってきている。
タイスズキ社ではこれまで、大型二輪車の『ハヤブサ』と『GSX-R1000』を完成車で日本から輸入して販売してきたが、ラインアップを拡充することで、拡販を図っていく。
今回投入する6機種のうち、『バーグマン125/バーグマン200』と『GW250』の3機種をタイスズキ社の工場で生産・組立し、『バンバン125』『グラディウス650ABS』『V-Strom650ABS』の3機種を日本から完成車で輸入して販売する。
なお、バーグマン125/バーグマン200は欧州、北米、大洋州など世界市場向けに順次輸出する計画。