アウディのドイツ本社は8月14日、アウディ『TT』の特別モデル、『TTSコンペティション』の概要を明らかにした。
同車は、アウディTTの累計生産50万台達成を記念した特別モデル。アウディTTの高性能グレード、「TTS」をベースに、クーペとロードスターの合計500台が限定生産される。
TTSコンペティションは、ボディカラーにイモライエローとニムバスグレーの特別な2色を設定。角度調整式のリアスポイラーは、ステー部分をマットアルミ調で仕上げた。キセノンプラスヘッドライトも標準装備。
足回りは、225/35サイズのワイドタイヤと、19インチの5本スポークアルミホイールの組み合わせ。「マグネティックライド」と呼ばれる磁性体を使ったダンパーが装着される。
室内は、レザーパッケージを標準化。シートにはイエローのステッチが添えられる。限定車を示すシリアルナンバープレートも付く。
搭載エンジンは、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TFSI」。最大出力272ps、最大トルク35.7kgmを発生する。6速Sトロニックの場合、0‐100km/h加速は5.3秒の実力だ。