ホンダが発表した新型『アコード』。HVとPHVの設定で、同社のラインアップのなかではまさに中核を担う一台。アコード発表会、その直前に行なわれた環境説明会で得たホンダ首脳のコメントをまとめた。◆伊東社長トヨタ追撃というより、ハイブリッドの進化は時代の流れ。伊東社長「時代の流れのかなり先端にまた行った」セダンラインアップのてこ入れが実現。伊東社長「セダン回帰強める」モーターで燃費を大きく上げていく、新たな時代に入ってくるとみる。伊東社長「海外で十分通用するハイブリッドシステム」将来には燃料電池車があるが、ここ数十年はHVが主流になる。伊東社長、新世代HV技術はホンダの大きなアドバンテージに自社の販売力や資金力との見合いで技術開発や生産面の効率を追求するとの立場を強調。伊東社長「対トヨタよりも事業効率」◆岩村副社長北米の1モーター式も順次新システムに切り替わる。岩村副社長、北米HVは1、2、3のフォーメーションで伸ばすアコード発表を控えた環境説明会でも、北米HV事業について言及。北米HV低迷は「1モーターシステムの限界」…岩村副社長◆峯川専務新型アコードシリーズの受注はホンダの当初想定を上回っている。峯川専務、新型 アコード の受注は想定より強め『未来を拓くセダン』として新規のお客様を開拓したい。峯川専務「事前受注は2800台」◆関口執行役員新型アコードをハイブリッドにすることによってわかりやすくなる。シンプルにするというのは大事。ハイブリッド専用で商品をわかりやすく…関口執行役員◆新型アコード詳細写真新世代HV機構搭載の中核セダン[写真蔵]