ホンダの日本営業を担当する峯川尚専務執行役員は6月18日にメディア各社の取材に応じ、20日に発表する新型『アコード』シリーズの受注が「当初の想定を上回り、かなり強めになっている」と述べ、販売増への手ごたえを表明した。
発表前なので数字の公表は控えたものの「燃費性能を中心に高い評価をいただいている」と語った。新型アコードは日本市場では、新開発の2モーター式を採用したHV(ハイブリッド車)とPHV(プラグイン・ハイブリッド車)となる。HVのJC08モード燃費は、1リットル当たり30kmとクラス世界トップの性能を確保した。
峯川専務は「(アコードの燃費は)軽自動車と同レベルとのお客様の声もあり、相当なインパクトになっている」と指摘した。ホンダは昨年来、軽自動車の商品テコ入れで国内販売を伸ばしているが、アコードによって高価格帯商品のテコ入れも図っていく。