秩父鉄道では、5月18日に開催される同社主催、「2013わくわく鉄道フェスタ」において、各種イベントや鉄道部品販売と同時に「ED383ナンバープレート」他のオークションを実施する。
オークションでは、1981年まで秩父鉄道で活躍していた電気機関車「ED38形」のナンバープレートをはじめ、C58363復元時に制作した予備用ナンバープレート、300形急行秩父路号ヘッドマーク(2種)を出品する。
ED383は、阪和電鉄のロコ1000形として1930~1944年に4両製造され、当時の私鉄電機としては大型で、画期的な発電ブレーキを備えるなど、戦前私鉄電機の最高傑作との評価もある。
同車両の経緯として、阪和電鉄が南海に吸収された後、国鉄に買収されたのを機にED38形と形式称号が変わり、最初に1・3号、少し遅れて2号が秩父鉄道所有となり、貨物列車の牽引に使用され、1981年に廃車となった。