アウディ ジャパンは3月19日、2シーターミッドシップスポーツカー『R8』の一部仕様・装備を変更し発表した。4月10日より全国14店舗のR8取扱い正規ディーラーで販売を開始する。
2013年モデルは、シングルフレームグリルのアッパーコーナーを多角化。フロントバンパーには3本のハイグロスフィンを組み込み、マッドブラックのグリルやハイグロスブラックのスポイラーを採用。ヘッドライトはフルLED化され、ドアミラーも空気抵抗低減のため小型化された。
リヤまわりでは世界初の純正採用となる、ダイナミックディスプレイのターンインジケーター(ウインカーのサインが内側から外側に流れるように点滅する)を採用。デュアルエキゾーストはクロームトリムの大口径丸形テールパイプとなり、リヤデュフューザーのデザインも一新。
ホイールはデュアルタイプの5スポークを採用。ブレーキキャリパーはハイグロスブラックベースにR8のロゴをあしらったのもの、ローターはウェーブ形状を持たせたものとなった。
V8とV10のデザイン上の違いは、V8がブラック一色のグリルなのに対し、V10はクロームのアクセント入り。クーペのサイドプレート(リヤセクションの黒いパネル部)が、V8はフラットでV10はブリスター状にふくらみがつけられエアダクトの開口部が拡大されている。リヤまわりではV8はライセンスプレート周辺がボディ同色だが、V10はハイグロスのブラックとなっている。