米国沿岸警備隊、日本の港湾保安対策を高く評価

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米国沿岸警備隊、日本の港湾保安対策を調査
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米国沿岸警備隊は、3月14日、15日の間、改正SOLAS条約に基づく日本の港湾保安対策の取り組み状況について現地調査する「国際港湾保安プログラム」を実施した。

国際港湾保安プログラムは米国で2002年に成立した米国海事保安法に基づいて実施されており、2年に1度のペースで、米国と海上交易のあるすべての国を、米国が調査する。

今回の調査は、米国からの訪問要請を受け、受け入れに合意した後、事前協議で訪問する港湾を選定し実施された。日本での実施は2004年12月、2009年2月、2011年2月に続き4回目。

今回は3月14日に日米の港湾保安対策の現状に関する意見交換を行った後、15日に清水港(清水港管理局、新興津埠頭、日の出埠頭)を訪問した。

今回の国際港湾保安プログラム実施後、米国沿岸警備隊調査団は、国土交通省の港湾保安担当者、清水港の埠頭保安管理者と有益な意見交換を行うことができたことなどに謝意を示した。また、改正SOLAS条約の履行に関して、日本の対策を高く評価した。

《レスポンス編集部》

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