日本自動車会議所は、4月13日と14日の両日、複合アミューズメント施設「パレットタウン」（東京都江東区）内の「メガウェブ」で、体験型交通安全イベント「交通安全。アクション2013」を開催する。
同イベントのテーマは「家族で広げよう交通安全」。家族で一緒に考え、ともに体験し、家族の絆を深めながら交通安全の大切さやルールを楽しく学んでもらう狙い。
昨年の交通事故死者数はピーク時（昭和45年＝1万6765人）の3割以下の4411人と12年連続で減少し、交通事故発生件数および負傷者数も8年連続で減少している。しかし、集団登校中の児童が多数死傷する重大な交通事故が発生するなど、交通事故情勢は依然として厳しい。
同イベントでは、こうした交通事故を一件でも減らすため、子どもたちとその家族をメインターゲットに、体験を通じて交通社会のルールや安全行動の大切さを啓発することを目的に2001年より例年春の交通安全運動期間にあわせて開催している。
また、内閣府、国土交通省、警察庁が後援し、同会議所の交通安全委員会の構成団体を中心とする会員団体や、警視庁、東京都をはじめとする開催趣旨に賛同する団体・企業などが参画。13回目となる今年は自動車関係団体の交通安全啓発イベントとして定着したこともあり、幅広い業種や分野から42団体・企業が出展・協力する。
様々な運転シミュレータや運転適性診断、反射材や飲酒運転の危険性を体験できるブース、自転車シミュレータや子供交通安全免許証など多彩な体験型ブースを14用意。各ブースをまわってスタンプを5個以上集めた参加者には、協力団体・企業のノベルティー・グッズなどの景品をプレゼントする。
ステージでは、ピーポくんの交通安全教室、着ぐるみによる交通安全ステージや、交通安全に関する歌やクイズ、ビンゴ大会、盲導犬とのふれあい教室などを行う。この他、飲酒運転根絶を訴えるパネル展示コーナーや、自動車に関係するさまざまな相談に対応する「自動車なんでも相談」コーナーも開設する予定。
入場・参加は無料。
