日産自動車は1月17日、電気自動車『リーフ』の価格を4月から約28万円引き下げると発表した。最も安いSグレードで政府の補助金を受けた場合の実質価格は従来の249万6000円から221万3000円になるという。
日産の片桐隆夫副社長は同日、横浜市の本社で一部報道陣に対し「国の補助金に加えて、自治体が独自に補助金を出しているところも非常に多いので、自治体によっては(今回の改定で実質価格が)200万円を切るところも結構ある」と説明した。
片桐副社長は「それを考慮して値付けしたわけではない」としながらも、「例えば佐賀県のほか、市町村レベルでも(実質価格で100万円台が)可能な地域もある」と述べた。
日産広報部によると佐賀県の場合、補助金の上限が20万円で、国の補助金と合わせた実質価格は196万3500円になるという。また補助金の上限が35万の新潟県佐渡市も100万円台になるとしている。