【笹子トンネル事故】追突事故で通行止め...現状再開

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約1か月ぶりに通行止めが解除された笹子トンネル(山梨県)だったが直後に事故が発生した
  • 約1か月ぶりに通行止めが解除された笹子トンネル(山梨県)だったが直後に事故が発生した

対面通行で応急復旧した中央道・笹子トンネルで、再び事故が発生した。

事故が起きたのは30日15時07分頃。笹子トンネル甲府側(西側坑口・山梨県甲州市)の85.6kp(キロポスト)付近で、普通乗用車4台と軽四輪車1台のあわせて5台が関係する追突事故だった。はずみで対向車線に押し出された普通乗用車の運転者1人が軽傷を負った。

この事故の影響で笹子トンネルを含む大月JCT~勝沼ICまでの間が通行止めとなったが、同日18時30分に解除された。笹子トンネルは対面通行で通行するができる。

きっかけは笹子トンネル上り車線を走行中の普通乗用車が、前方で渋滞のために停止中の普通乗用車に気がつかずに追突。この追突事故から全部で4台が関係する玉尽き事故となった。

このうち追突事故で最初に追突された普通乗用車が、追突事故後にハンドルを右に切り反対車線にはみ出したため、下り車線を走っていた軽四輪車と正面衝突した。軽傷を負ったのは、この正面衝突に関係した普通乗用車の運転者だった。

笹子トンネル付近は、対面通行による通行止めの解除で、道路を管理する中日本高速会社が規制速度を保つペースカーの走行や故障や事故などに備えてレッカー車を待機させるなどしていた。また、山梨県警高速道路交通警察隊がバス停などに駐留して警戒にあたっていた。

《中島みなみ》

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