鉄道トンネルの緊急点検結果、4路線とも「異常なし」

鉄道 行政

国土交通省は、鉄道トンネル内の重量構造物の緊急点検を実施したところ、全て「異常なし」だったと発表した。

今回、中央道・笹子トンネル事故を受けて、同省では鉄道各社に対してトンネル天井部にアンカーボルトなどで添架している重量構造物について、アンカーボルト・ナット、継手部位を中心に、近接目視、打音・触診などで損傷や異常の有無の確認を要請した。

具体的には、大阪市交通局が緑橋駅など8駅で吊り天井と類似した構造物、名古屋鉄道が栄橋~東大手駅間の栄町地下トンネル、東京モノレールが羽田空港第1駅ビル・第2駅ビルの重量構造物、広島高速交通が本通駅、県庁前駅の天井石膏ボードについて12月5日から24日かけて点検を実施した。

この結果、4路線ともに全て「異常なし」だったとしている。

《レスポンス編集部》

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