羽田国交相は21日の閣議後会見で、三菱自動車工業のリコールを巡り厳重注意したことについて「三菱自動車の姿勢は、車両の不具合を早期に、確実に解消して安全を確保するリコール制度の目的に反するもので、極めて遺憾」と述べた。
国交相は「近く立入検査を実施するとともに、同社が改善策を確実に実施し、迅速で適確なリコールがされるよう引き続き指導監督していきたい」と述べ、今後も引き続き指導を行っていく考えを示した。
三菱自動車工業は、リコールの実施に消極的だったことやリコール届出などの過程で国交省への説明が不適切だったことから、19日に同省から口頭で厳重注意を受けていた。