メルセデスベンツが2012年9月、欧州市場での納車を開始した新型『Aクラス』。同車の欧州での累計受注台数が、ほぼ9万台に到達したことが分かった。
これは11月14日、ドイツの日刊誌、『Die Zeit』の電子版が伝えたもの。同メディアの取材に対して、ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長は、「新型Aクラスの欧州での受注が、9万台に迫っている」と明かしたという。
新型Aクラスは2012年3月、ジュネーブモーターショー12でデビュー。初代と2代目は背の高いMPVスタイルから一転、新型は背の低いハッチバックを採用した。アウディ『A3スポーツバック』やBMW『1シリーズ』と、直接競合するモデルに変身している。
新型Aクラスの欧州での受注は、2012年6月半ばに開始。累計受注台数は9月5日の時点で5万台、10月4日の時点で7万台だった。そこから約1か月を経た今回、さらに2万台の受注を上乗せしたことになる。