日産自動車は10月4日、6月に発売した商用バン『NV350 キャラバン』の累計受注台数が9月末時点で1万1000台に達したこと明らかにした。月2000台の販売目標に対し約1.6倍の受注を獲得したことになる。
日産の小型商用車事業を担当する村上英人執行役員は同日、「月販目標に対して良いペースできていて、出足としては大変好調。今のところは、まだ受注のスピードも落ちることなく推移している」とコメントした。
また「ただ商用車なので、乗用車と違ってぱっとすぐ売れていくものではないと私も理解している。乗って使って頂いて良さを実感して頂いたのちに、徐々にまた変わっていくところもあると思っているので、長い目で私は見ている」との考えも示した。
日産によるとNV350 キャラバンの9月末時点の累計登録台数は7800台。小型商用バン市場でのシェアは36.2%に達しているという。