日産 ジューク-R、量産車のイメージスケッチ公開

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日産ジューク-Rの量産車のイメージスケッチ
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欧州日産のワンオフプロジェクトとして誕生しながら、限定生産が決定した『ジューク-R』。『ジューク』に『GT-R』のパワートレーンを移植したスーパーSUVの、量産車のイメージスケッチが公開された。

これは8月7日、ジュークの公式Facebookページで明らかになったもの。すでに公表されているプロトタイプではなく、極めて少量ながら生産に移されるジューク-Rの量産モデルが、そのスタイリングを披露している。

プロトタイプと量産モデルで、スタイリングの変更点は最小限に抑えられるもよう。今回公表されたイメージスケッチからは、サイドスカートにエアダクトが追加されていることや、新デザインのマフラーが確認できる。

ジューク-RはGT-R用の「VR38DETT」型3.8リットルV型6気筒ツインターボエンジン(最大出力はデビュー当初の480ps仕様)をはじめ、独立型トランスアクスル4WDや6速デュアルクラッチトランスミッションまでも、そっくり移植。中身は、ほぼGT-Rといえるジュークだ。

量産版のジューク-Rでは、プロトタイプよりもパワーアップ。その最大出力は65ps引き上げられ、545psを引き出す。最高速は257km/hに到達する。

欧州日産は顧客からのオーダーがあれば、ジューク-Rを受注生産する計画。価格は正式発表されていないが、日本円で4700万円程度と見られている。

《森脇稔》

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