フォルクスワーゲングループに属するスペインの自動車メーカー、セアトは7月16日、新型『レオン』の概要を明らかにした。実車は9月、パリモーターショー12でワールドプレミアされる。
レオンは1999年、セアトの小型5ドアハッチバックモデルとしてデビュー。新型は3世代目にあたる。
新型のハイライトは、フォルクスワーゲングループが開発した新型プラットフォーム(車台)、「MQB」の採用だ。このプラットフォームは、従来よりもモジュラー化を促進。フォルクスワーゲングループの幅広い車種への導入が予定されている。
フォルクスワーゲングループはまず、新型アウディ『A3』にMQBを採用。新型レオンへの導入は、これに続くものだ。次期フォルクスワーゲン『ゴルフ』も、このMQBをベースに開発が進む。
MQBプラットフォーム採用の大きな効果が、軽量化。セアトによると、新型レオンは先代比で、90kgの軽量化に成功しているという。