三菱自動車が2012年1月、米国市場へ投入したEV、『i-MiEV』(米国名:『i』)。同車のリース販売が、全米で開始された。
これは6月27日、三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカが発表したもの。Ally Financial社(旧GM系の金融子会社、GMAC)を通じて、全米でi-MiEVのリース販売が開始されることがアナウンスされている。
注目は、そのリース価格。月額リース料はベースグレードの「ES」の場合、249ドル(約2万円)に設定された。これは、ホンダの『フィットEV』の月々389ドル(約3万1000円)を、140ドル(約1万1000円)下回る。
また、EVの米国発売で先行した日産『リーフ』も最近、米国でのリース料を月々349ドルから、289ドル(約2万3000円)へ引き下げたばかり。i-MiEVのリース料は、リーフを40ドル(約3000円)下回る水準だ。
三菱モータースノースアメリカの横澤陽一社長兼CEOは、「今回のリース販売は、i-MiEVの購入を検討している個人や法人にメリットがあるだろう」とコメントしている。