日産自動車からデビューした新型『NV350キャラバン』のインテリアは、“すっきり、質感のあるパーソナルなドライバー空間”をキーワードにデザインされている。
LCV事業本部商品戦略・企画グループチーフ・プロダクト・スペシャリストの八木則彦氏は、「基本的にインストゥルメンタルパネルの上部を黒、下側をグレーのツートンでのカラーコーディネートとしました」と話すように、そうすることですっきりとしたイメージを持たせた。これは『NV200』などといった他の日産商用車にも共通するイメージだ。
また、「フロントドアのドアハンドル周りやATセレクター下端、空調スイッチ周りやセンターコンソールなどに、柔らかな面表現をすることで、ドライバーに優しい空間を演出しています」と八木氏は話す。さらに、「コストをかけずに良いデザインにしたいということで、シルバーペイントやクロームメッキを施した部品を随所に配置し、上質な全体の雰囲気を醸し出しています」と語った。