【日産 NV350キャラバン 新型】クリーンなサイドビュー、マスクは押し出し感

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日産・NV350キャラバン
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フルモデルチェンジした『NV350キャラバン』のアピールポイントのひとつにデザインがある。

LCV事業本部商品戦略・企画グループチーフ・プロダクト・スペシャリストの八木則彦氏は、まずサイドビューの特徴として、ドリップチャンネル(雨どい)がないことを挙げる。「先代も競合車もそうですが、ルーフサイドの部分に雨どいがあるのが基本でした。この部分を使ってルーフラックを付けたりしていましたが、商用車の象徴ともいえるこのドリップチャンネルを廃止し、さらにはCピラーをガラスでカバーしました」と八木氏。これにより、クリーンなキャビンデザインを実現したという。

さらに、デザイン本部プロダクトデザイン部プロダクトチーフデザイナーの倉岡享一氏は、「通常このようなタイプのクルマは前から後ろまでキャラクターラインを通して長く見せますが、今回は、キャラクターラインをリアとフロントとに分け、Bピラーあたりに広い面が残るような形のデザインとしました。これによりクリーンでおおらかなデザインとなっています」と話す。

また、フロントのデザインでは、日産の商用車やSUVで多く採用されている立体的なアングルストラットグリルを採用。倉岡氏は「大きく立派で目立つグリルと、それにシャープなヘッドランプを組み合わせて、NV350キャラバンとして目立つ、存在感のある顔にしたかったという意図があります。また多少押し出し感というのも大切にしたかったのです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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