ルノーが、年内に欧州市場へ投入する新型EV、『ZOE』。同車の販売に、ルノーの首脳が並々ならぬ自信を示した。
これは11日、『オートモーティブニュース』の欧州版が報じたもの。同メディアのインタビューに応じたルノーのEV開発担当役員、Thierry Koskas氏は、「ZOEの欧州での販売台数は、日産リーフを大きく超えるだろう」と話したというのだ。
ZOEは2012年3月、ジュネーブモーターショー12で市販版がデビュー。欧州Bセグメントに属するコンパクトな5ドアハッチバックEVだ。1回の充電で最大210kmを走行可能。急速チャージャーを使えば、充電は30分以内で完了する。
ZOEは今秋、欧州主要国で販売がスタート。フランスでのベース価格は、1万7500ユーロ(約180万円)に設定された。
一方、リーフのフランスベース価格は3万0990ユーロ(約320万円)。ZOEはリーフの約6割の価格で購入でき、なおかつ、リーフにはない技術を採用している点が、同車の販売の大きな自信につながっているという。