トヨタ自動車の主力ハイブリッド車、『プリウス』。同車の3月の米国新車販売台数が、過去最高を記録したことが分かった。
これは3日、トヨタ自動車の米国現地法人、米国トヨタ販売が明らかにしたもの。同社の発表によると、プリウスシリーズは3月、同車の月販台数としては過去最高の2万8711台を販売。前年同月比は48.8%増と大きく伸びた。
これは、ワゴンタイプの『プリウスv』(日本名:『プリウスα』)に加えて、『プリウスc』(日本名:『アクア』)が3月、全米で発売された効果が大きい。米国トヨタ販売によると、アクアは3月12日からわずか3日間で、1200台以上を販売したという。
米国トヨタ販売のジェフ・ブラッケン副社長は、「全米のトヨタ販売店は、2008年8月のキャッシュ・フォー・クランカー(スクラップインセンティブ)以来の賑わい」とコメントしている。