ホンダは5日、同社の主力車種である『ステップワゴン』および『ステップワゴン スパーダ』をマイナーチェンジした。新型ステップワゴンでは新開発のCVTやアイドリングストップシステムを全タイプに採用することでクラストップレベルの低燃費を実現している。
今回搭載されるCVTは、同社の次世代革新技術「アース・ドリームス・テクノロジー」の1つとして開発され、高効率オイルポンプや高強度ベルト、CVT専用オイルなどを採用することで、燃費性能の向上に貢献している。また、変速やスロットル、油圧系を効果的に制御する「G-Design Shift」を採用、低燃費でありながらも快適でスポーティーな操作感覚を実現したとしている。
新型ステップワゴンのJC08モードによる燃費はステップワゴンが15.0km/リットル(Gタイプ)、ステップワゴン スパーダが14.8km/リットル。同社によると、新技術の採用により従来のCVT車に比べ約5%、同クラスの5AT車に比べて約10%燃費が向上しているという。
価格は218万8000円から。4月12日から発売する。