日立製作所は、電動バス(EVバス)の導入や普及するための運行ノウハウの蓄積、課題解決を目的に、茨城県日立市で日野自動車製のEVバスを活用した実証試験を行う。24日、発表した。
【EVバス運行開始】定期路線として全国初の運用開始
東京都羽村市は10日、電気モーターで駆動する小型EVバスを定期路線向けとしては全国で初めて導入し、同日から市内を走るコミュニティバス路線での運行を開始した。実際の運行や車両保守は西東京バスが行っている。
同市のコミュニティバス「はむらん」は2005年から3路線での運行を開始。今回の小型EVバス(同市では“でんきバス”と呼称)導入にあたり、JR青梅線・羽村~小作(おざく)駅間にある市役所や市民会館、図書館などの施設を巡る7.4kmの新ルートを新たに開設した。
車両は日野自動車製の小型バス『ポンチョ』のロングタイプをベースとしたもので、エンジンの代わりに最大出力200kWのモーターを搭載している。正式な型式ではなく、改造申請したもの。羽村市内には同社の国内最大拠点となる羽村工場があり、その縁もあって今回の導入につながった。
通常のポンチョ・ロングの車両価格は約2000万円だが、EVタイプは約8000万円。今回の導入にあたっては国と東京都がそれぞれ4000万円の補助金を出していることもあり、羽村市としての負担はバス停の増設費用やランニングコスト(電気代)など、約160万円に留まる。
運行は10日から始まっており、充電設備を備えた羽村市役所を起点に午前3便、午後4便が走る。運賃は利用距離に関係なく、1回100円。
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蓄電池を内蔵することで、充電にかかる時間を大幅に短縮したJFEエンジニアリングの超急速充電器『Super RAPIDAS(スーパーラピダス)』。この充電器を使ったEV路線バス実証試験が本年中に開始されている。
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