マツダの中国法人は4日、7月の中国における新車販売の結果を公表した。総販売台数は1万6265台。前年同月比は6月の18%減から、7月は9%減へと回復傾向を示した。
2011年1〜7月累計では、11万8968台をセールス。前年同期比は4%減という結果だ。
マツダの中国合弁には、第一汽車との合弁の一汽マツダと、長安汽車との合弁の長安マツダの2社がある。2011年1-7月実績は、一汽マツダが前年同期比2%減の7万7056台。長安マツダは9%減の4万1912台と、両社ともに微減となった。
マツダ中国の山田憲昭CEOは、「8月以降、新型車を発売し、年間では2010年実績を上回りたい」と巻き返しを期す。
マツダは年内に、中国市場へ『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)のSKYACTIV仕様を投入する予定。2012年には新型クロスオーバー、『CX-5』もリリースする計画だ。