特許分析のパテント・リザルトは7日、米国特許庁に出願されたハイブリッド車両関連の特許について、先行技術として引用された公報の「被引用回数」を集計した「米国ハイブリッド車両関連特許 被引用回数ランキング」を公表した。
集計の結果、1位はPAICEのハイブリッド車両の駆動システムに関する特許で227回。さらに同社の持つ特許は3位にもランクインしている。PAICEは、トヨタ自動車の『プリウス』やレクサスなどが特許を侵害していると特許侵害訴訟を提起したが、両特許はまさにその対象とされている。既にトヨタ自動車とは和解しているが、被引用回数の多さからも、ハイブリッド車両分野における要注意特許であると考えられる。
日本企業では、いすゞ自動車、トヨタ自動車、日産自動車、富士重工業、ヤマハ発動機などの特許が、引用回数の上位30位以内にランクインしている。