米国での累計販売台数が、100万台を突破したトヨタ『プリウス』。これを祝って、米国ではプリウスの顧客に記念バッジの配布が始まった。
これはトヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売が手がける「プリウスプロジェクト」が、18日からスタートしたもの。プリウスのオーナーに感謝の意味を込めて、「Prius Goes Platinum」と題したバッジを無料配布している。
このバッジがユニークなのは、プリウスに乗っている年数に応じて、デザインが変わる点。プリウス歴や走行距離が長いオーナーほど、ステッカー中央のグリーンの模様が、複雑になるのだ。米国トヨタ販売によると、これはCO2排出量削減効果を表したもの。まるで植物が成長していく過程を描いたかのように見える。
例えば、2010年にプリウスを購入し、これまでに3万7000マイル(約6万km)を走行したなら、同クラスのガソリン車に乗っていた場合と比較して、そのCO2排出量削減効果は13トンにも達することがバッジには表現される。
米国トヨタ販売は、最初の1000枚、そして次の1万枚に特別デザインのバッジを用意。その後も、希望者全員にこのバッジを配布する計画だ。