中日本高速道路は28日、東名高速道路の全サービスエリアに「電気自動車用急速充電システム」を設置し、3月29日11時から運用を開始すると発表した。これにより、EVで東京から名古屋まで連続走行が可能となる。
今回、急速充電システムが設置されたのは、東名高速の、足柄SA、富士川SA、牧之原SA、浜名湖SAの各上下線、名神高速道路多賀SA(下り)、東名阪自動車道の御在所SA(上下)の計11個所。
これにより、同社管内の急速充電システムは、2010年4月に運用開始した東名高速の海老名SA(上下)、上郷SA(上下)と合せて計15個所。
EVの航続距離は、日産『リーフ』ではJC08モードの航続距離で200kmと公表されている。東京-名古屋の距離はおよそ360kmあるので、どこかで充電する必要があった。今回の急速充電器設置で、東名高速では50~70kmの間隔でEVの急速充電が可能となり、EVによる長距離ドライブが可能となる。
なお、利用するには「利用者カード」の事前申し込み、「おサイフケータイ」か「FeliCaカード」への事前登録が必要。利用料金は1充電当たり100円。