日産ルノー連合を率いるカルロス・ゴーンCEO。同CEOは、同社のEVが3年以内に利益を生む車種になるとの見通しを示した。
これは、『ブルームバーグ』とのインタビューで明らかにしたもの。ゴーンCEOは「ゼロエミッション車を求める多くの顧客が存在する。EVカテゴリーは、今後大きく成長するだろう」と語った。
日産自動車は、年内に日米で初の市販EV、『リーフ』をリリース。その後、ルノー日産連合は複数の新型EVを矢継ぎ早に投入し、2013年末までに全世界で年間50万台のEV生産体制を構築する構想を描く。
ゴーンCEOは、同メディアとのインタビューの中で、「今後3年以内に、ルノー日産のEVは、利益を生む車種になるだろう」と述べた。
EVが利益を生む車種になるには、多くの台数を販売することが不可欠。ゴーンCEOが「3年以内」と語ったことで、ルノー日産がEVの早期普及に大きな自信を持っていることが明らかになったといえる。果たして目論見通りとなるか、注目だ。