【パリモーターショー10】スカイライン のオープンに高性能仕様

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インフィニティ IPL・Gカブリオコンセプト
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日産の高級車ブランド、インフィニティは24日、30日に開幕するパリモーターショーに、『IPL・Gカブリオコンセプト』を出品すると発表した。

IPLとは、インフィニティ・パフォーマンス・ラインの略。エンジンや足回りなどに専用チューニングを施し、インフィニティのスポーツ性能を高めた新シリーズだ。メルセデスベンツのAMGや、BMWのMのような位置づけを狙う。第1弾として、今年8月、G37クーペ(日本名:日産スカイラインクーペ)のIPLが、米国で披露されたばかりだ。

インフィニティは今回、欧州においてもIPLの展開を計画。『G37クーペ』(日本名:日産『スカイラインクーペ』)のオープンモデル、『Gカブリオ』をベースに、専用チューンを施したIPL・Gカブリオコンセプトを初公開する。

その内容は、第1弾のスカイラインクーペをほぼ踏襲。「VQ37HR」型3.7リットルV型6気筒ガソリンエンジンには、30%の排圧低減を実現するハイフローエグゾーストの採用、エンジンマネージメントやイグニッションタイミングの変更などのチューニングが施された。

この結果、最大出力338ps、最大トルク38.1kgmを獲得。標準エンジンと比較して、最大出力は18ps、最大トルクは0.4kgm向上しており、最大出力の発生回転数も、400rpm高められた。トランスミッションは、パドルシフト付きの7速ATだ。

足回りは、専用サスペンションを装備。スプリングレートは10%アップし、ダンパーの減衰力も見直された。車高も若干低められている。動力性能は、0‐100km/h加速6秒以下、最高速270km/hオーバーの実力だ。

外観は、エアロダイナミクス性能の向上をテーマに、前後バンパー、サイドスカート、リアスポイラーを専用デザイン。インテリアは、モナコレッドのレザー仕上げだ。日本古来の甲冑をモチーフにしたブラックラッカーパネルも装着される。

インフィニティは、IPLの欧州導入に関して、「パリモーターショーでの反応を見て、決断する」とコメントしている。

《森脇稔》

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