レクサスは『IS』シリーズをマイナーチェンジなどの改良をして25日より発売した。今回のマイナーチェンジに関して「肩の荷が下りました」と語るのは、レクサスセンター製品企画チーフエンジニアの古山淳一氏。
レクサスは、ブランドの国内展開から2010年で5年目となる。2005年8月の日本導入から約2年間、取り扱い車種は『GS』、『IS』、『SC』の3車種であった。そのため、「ISはブランド立ち上げ時には、エントリーモデルとしての役割を担っていた」(古山氏)という。
その後に投入された『HS』や『RX』などによりモデルラインナップが充実し、現在はHSがレクサスの販売台数の約半分を占めている。
今回、ISのマイナーチェンジでは「スポーティさをより際立たせた」(古山氏)とし、「IS F」では「サーキットモード」の追加、走りを楽しめるスポーティバージョン「F SPORT」モデルを追加するなど、レクサスブランドのなかで「本来のスポーツセダンの姿に戻ることができた」(古山氏)と語った。