全体相場は4日続落。米国株安、円高の進行を受け、輸出関連株を中心に売り圧力が優勢。米景気の先行きに対する警戒感もあるが、日本当局の無策に対する失望感が円高を加速し、これが株安につながるという、"連鎖安"の色合いを濃くしている。
平均株価は前日比149円安の8845円と連日で年初来安値を更新した。自動車株は円相場が海外市場で一時1ドル=84円台に上昇したことから、軟調な動きが目立った。
トヨタ自動車が70円安の2910円、日産自動車が10円安の627円と続落。ホンダが87円安の2718円と下落した。
ほぼ全面安の中、ダイハツ工業が11円高の1029円と続伸。日野自動車が1円高の371円と小反発。
富士重工が462円で変わらず。