日産自動車は21日、今秋発売予定の高級ハイブリッドセダン『フーガ・ハイブリッド』に世界初の新技術「電動型制御ブレーキ」を搭載すると発表した。
電動型制御ブレーキは、モーターが直接ブレーキシリンダーを作動させる世界初の倍力装置を採用したもの。
運転者がブレーキペダルを踏むと、ECUやピストン、ボールねじによって自然なフィールで必要な制動力を確保しながら、ハイブリッドの走行用モーターによって発電するエネルギー回生効果が最大限になるよう、摩擦ブレーキの油圧を最適に制御する。
モーターが直接ブレーキシリンダーを作動させるシンプルな構造なため、今後、様々な車両への適用が可能としている。