ダッジ バイパー、18年の歴史に幕…最終モデルがラインオフ

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バイパーの最終モデルがラインオフ
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クライスラーグループは1日、ダッジ『バイパー』のファイナルモデルが、米国ミシガン州コナーアベニュー工場からラインオフしたと発表した。

このバイパーは、「SRT10クーペ」がベース。オーナーのD'Ann Rauhさん夫婦は、すでに40台以上のバイパーを所有する熱烈ファンということもあり、オーナーを満足させる特別なカスタムが施された。

ボディはブロンズゴールドを基本に、ブラウンのストライプを添えた。塗料は全米ナンバーワンのカスタムペイントメーカー、「House of Kolor」製を使用。アルミホイールは、ダークグラファイトカラーとした。

レザー内装もボディカラーに合わせて、コーディネート。この内装は、バイパーのカスタムを専門に手がけるショップ、「Venzano」が担当した。まさに最終モデルにふさわしい、入念な仕上げが施されたのだ。

このバイパーは、ダッジブランドのラルフ・ジル社長兼CEOから直接、D'Ann Rauhさんに引き渡された。また工場には、全米のバイパーオーナーズクラブから、50台を超えるバイパーが集結。最終モデルのラインオフを祝福した。

1992年の生産開始から、18年の歴史に幕を下ろしたバイパー。クライスラーは、バイパーの後を受け継ぐ新型スポーツカーを、フィアットグループと共同開発しているとの噂だ。

《森脇稔》

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