フィアットは4日、ADAC(ドイツ自動車連盟)が行った経済性テストにおいて、『パンダ』のメタンガス仕様車、「ナチュラルパワー」が優勝したと発表した。このテストは、30ユーロ(約3275円)の燃料代で、どれだけ長い距離を走行できるかを競うもの。ガソリン、軽油、メタンガスなど、さまざまな燃料を使用する241台を集めて、テストが行われた。その結果、パンダのナチュラルパワーは、724kmを走行。欧州ではメタンガスの価格が安いメリットを生かし、241台の頂点に立った。パンダのナチュラルパワーは、1.2リットルエンジンを積み、メタンガスとガソリンの両燃料に対応。メタンガス使用時の最高速は140km/h、CO2排出量は113g/kmだ。車両価格は、1万4050ユーロ(約155万円)から。フィアットは、ナチュラルパワーを欧州向けの14車種に用意しており、経済性の高さをアピールしている。
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