日本自動車工業会が発表した2009年(1 - 12月)暦年の日系自動車メーカーの四輪車の海外生産台数は前年比13.2%減の1011万7552台と2ケタのマイナスとなった。
経済危機の影響で北米、欧州での自動車需要が低迷、現地での生産も低調だった。
北米は同24.9%減の268万7527台と大幅に落ち込んだ。欧州も同34.5%減の122万8294台と不振だった。中南米が同14.1%減、大洋州も同32.6%減にとどまった。
地域別で唯一前年を上回ったのはアジアで同5.5%増の514万5450台と順調だった。中国やインドでの販売が好調で日系自動車メーカーも生産を増やしたため。