大阪ガスは22日、パプアニューギニア独立国で生産される液化天然ガス(LNG)を、売主であるパプアニューギニアLNGグローバル社と売買契約を締結した。
パプアニューギニアは、大阪ガスの長期契約としては8か国目となり、安定供給、供給源の多様化によるリスク分散を図る。
今回の契約により大阪ガスは、2013年末頃から20年間にわたって年間約150万tのLNGを受け入れる。
プロジェクトでは、同国首都のポートモレスビー近郊に建設されるLNG基地の液化設備で生産されるLNGを、主に日本、中国に供給する予定。エクソンモービル社が主導的に開発を推進しており、パプアニューギニア政府も出資している。
大阪ガスでは今後も、経済的で安定的な原料調達ルートを開拓していく方針だ。