パプアニューギニアでのLNG事業、JOGMECが保証契約を締結

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ニッポン・パプアニューギニア LNG LLC鉱区位置図
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石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は16日、新日本石油開発が間接出資するニッポン・パプアニューギニア LNG LLCが、パプアニューギニアで推進するLNG事業を、債務保証(プロジェクトファイナンスの完工保証)案件として採択し、LNG事業融資団との間で完工保証契約を締結したと発表した。

ニッポン・パプアニューギニア LNG LLCは、エクソンモービル社が主導するパプアニューギニアでのLNGプロジェクトの約4.7%の権益を保有している。12月8日にプロジェクト参加企業間でLNGプロジェクトの事業化に向けて最終投資が決定された。

プロジェクトは、パプアニューギニアで初のLNGプロジェクトで、陸上のガス田と油田から生産される天然ガスを全長750km超のパイプラインでポートモレスビー近郊まで輸送し、LNGプラントで液化して商業化する計画。2014年にLNGの出荷を開始、プロジェクト全体の生産数量は年間660万トンを見込んでいる。

生産される予定のLNGのうち、約半数が日本に持ち込まれる見通しで、JOGMECでは、日本のLNGの安定供給に貢献すると判断、ファイナンス面でバックアップする。

《レスポンス編集部》

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