ジャガーは9日、「Rパフォーマンスアカデミー」を米国内のサーキットで行うと発表した。『XKR』と『XFR』の顧客を対象に、その高性能を引き出す運転技術を伝授する。
ジャガーは2009年1月のデトロイトモーターショーで、『XKR』と『XFR』を発表。「XKシリーズ」と「XFシリーズ」の頂点に立つ両車は、新開発の直噴5.0リットルV8スーパーチャージャー(510ps)を搭載。0-96km/h加速4.6 - 4.7秒という1級の性能をマークする。
Rパフォーマンスアカデミーは、米国でXKRとXFRを購入した顧客を無料招待。1泊2日の日程で、ブリーフィングに始まり、加速、ブレーキ(ABSの有無)、緊急レーンチェンジ、スラローム、サーキット走行などのメニューが用意される。
第1回は12月1日、マイアミスピードウェイで開催。その後、ラスベガス、ニューヨーク、カリフォルニアなどで実施される。
ジャガーのBJ Colaric販売担当統括責任者は、「Rパフォーマンスは、XKRとXFRの高性能を安全に引き出してもらうのが目的」とコメント。顧客の囲い込みを強化していく方針だ。