欧州日産は5日、『リーフ』に続いて発売予定の電気自動車のイラストを初公開した。おもに欧州市場をターゲットに投入されるLCV(ライト・コマーシャル・ビークル)のEVで、日産の商用バン『NV200』(日本名:『NV200バネット』)をベースに開発される。
日産は4車種のEVを世界市場へ投入予定。その1台が東京モーターショーで披露された『リーフ』で、2010年に日本と米国、2011年に欧州で発売される。
また、日産のカルロス・ゴーン社長兼CEOは、東京モーターショーで「新感覚EVの『ランドグライダー』とインフィニティブランド向けの4シーターEVを市販する」と宣言。4車種のEVのうち残る1台が、今回イラストが公表されたモデルとなる。
新型EVは、欧州市場をメインターゲットに投入されるLCV(ライト・コマーシャル・ビークル)のEV。日本では今年5月、欧州では10月から販売を開始した新型商用バン、NV200バネットをベースに開発される。
イラストを見ると、NV200バネットをベースにしながら、フロントマスクをリーフと同イメージとし、ひと目でEVと識別できるルックスを実現しているのが確認できる。
この商用EVがリーフに続く日産の量産EV第2弾となる。日産は矢継ぎ早にEVを発売することで、EV分野のリーディングカンパニーを目指す方針だ。