アタシはトヨタ『プリウス』に10点、ホンダ『インサイト』に7点、メルセデスベンツ『Eクラス』に5点、アルファロメオ『ミト』に2点、VW『ゴルフ』に1点だった。

結果は予想通りにプリウスとインサイトの攻防となったが、予想以上にインサイトの追い上げが印象的だった。

何時ものコトながら商品の優位性のみならず情や政治といった要素に影響されるようだが、今回はとりわけその傾向が強かったように感じた。

その一因はプリウスの驚きの価格設定にあったのであろうが、イヤーカーとするにはまず商品の優位性が評価されることが重要であり、結果としてナットクできた次第である。また、特別賞やディケードについても巧く収まったように思えた。

前澤義雄|自動車評論家
1939年東京生まれ、1965年東京芸術大学美術学部卒業。同年、日産自動車入社(元プリンス自動車工業)。1980年日産ディーゼル工業出向、デザイン組織創設。1984年日産自動車帰任。以降『マキシマ』(J30)、『300ZX』(Z32)、『プリメーラ』、『パルサー』(N14)、北米『マキシマ』(J31)などをデザインプロデュースする。1992年、日産自動車を退社、翌年に自動車評論家として独立、法政大学工学部講師。1994年「新車開発の9000時間」(三栄書房)上梓。
《前澤義雄》