【パイクスピーク09】モンスター田嶋が4連覇、10分の壁は…

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19日、米国コロラド州コロラドスプリングで「第87回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」決勝が行われた。

いまやこのレースを代表する人気ドライバーとなったモンスター田嶋こと田嶋伸博選手は、総合優勝とともに記録更新を狙うべく、新たに投入された「モンスタースポーツSX4ヒルクライムスペシャル」で参戦。自身5度目となる総合優勝で4連覇を果たした。

15日に始まった公式練習走行では、英国ラリー・クロス・チャンピオンシップを7度制した有力選手のマーク・レニソン選手(フォードRS200)がエンジンブロー。翌16日にはスウェーデンのアンドレアス・エリクソン選手(フォード・フィエスタ)が転倒クラッシュを喫し、更にWRC2回チャンピオンのマーカス・グロンホルム(フォード・フィエスタ)がオーバーヒートでエンジンブローするなど、有力選手がマシンの修復に追われる中、田嶋選手は連日トップタイムをキープ。着実な仕上がりで、連覇への確実な手応えを掴んでいた。

2輪、4輪合わせて145台が出走した決勝レースは、2862mのスタート地点から標高差1439mの頂上4301mを目指し、156のターンと舗装路とグラベルが混在する12.42マイル(19.99km)のコースをタイムアタックで競われた。予選でトップタイムをマークした田嶋選手はアンリミテッドクラス最後発にスタート。天候不良で路面コンディションが回復しない中、荒れた路面に悩まされながらも10分15秒368秒の最高速を記録。勝利を手中に収めた。

ゴール直後、田嶋選手は、「10分の壁を破って新記録を樹立したいとの夢は消えていません。来年もチャレンジできるようならば、ディフェンディングチャンピオンとして、4年連続5度目の『King of The Mountain』の称号に恥じないようなレースをしたいと思います」と、早くも来年への抱負を表明。来年は還暦を迎える田嶋選手の挑戦はまだ続きそうだ。

エキジビション・カー/トラック部門にEVバギーでチャレンジした塙郁夫選手も14分50秒754でクラス2位。パイクス・ピーク・オープンクラスにフォード・フィエスタSTで参戦した哀川翔、奴田原文雄ペアは15分34秒808でクラス5位と健闘。初参戦の2組を含め、日本人選手は全員完走を果たした。
《ケニー中嶋》

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