日産自動車が発表した『スカイラインクーペ』は“艶やかさ”“躍動感”の2つをキーワードにデザインされた。新色の「バイブラントレッド」とがイメージカラーになっている。同じく新色の「ルナマーレシルバー」も追加された。
プロダクト・チーフ・デザイナーの長谷川浩さんは、「バイブラントレッドは、“燃えるような”赤をイメージした。当初は、リアコンビランプがオレンジ色に見える程のものを狙っていた」と言った。「そこからある程度派手さを抑え、深みのある鮮やかさに落ち着いた」という。バイブラントという意味には、鮮やか、いきいきということが含まれているという。
もうひとつの新色であるルナマーレシルバーは、シルバーをベースに影の部分にパープル、ハイライト部分にゴールドが見えるように仕掛けられているという。「上質、品の良さを狙った」と長谷川さんは言った。ルナマーレには、「月の海」の色という意味が含まれているそうだ。