「どんな状況、どんな要求にもしっかり応えてくれる。そんな冒険心をカタチにしたのが、『デュアリス』です。」とコメントしているのは、ステファン・シュワルツ・プロダクトチーフデザイナー。(23日、新型『デュアリス』発表会資料)
デュアリスは、ロンドンのスタジオ、ニッサンデザインヨーロッパで、はじめて量産型までデザインをまとめた第1号車。
デュアリスのデザインコンセプトは「Urban Nomad=都会の遊牧民」、「Urban」は、都会での機敏さとプレミアムの意味を込めている。「Nomad」は独立精神と未知への憧れ、4×4テクノロジーの高い能力で、日常からの脱出を意識しているという。
「冒険心」というキーワードは、日産では『パオ』や『ラシーン』など何度か使われてきた言葉。
それらのクルマでは「キャンバストップ」や「大型スライディングルーフ」などで開放感を演出するモデルを用意していたが、今回のデュアリスでもSUVでは初となる「スタイリッシュガラスルーフ」を採用しており、その開放感は圧巻だ。
デュアリスはカタチはSUVでも、そのルーツはもしかしたらパイクカーにあるかもしれない。