シカゴモーターショーで発表されたサイオン第4のモデル『xD』のエンジンは、日本国内版『カローラ』と同じ1.8リットルのVVT-i・4気筒エンジン(128hp)で4AT/5MTの組み合わせだ。
チーフエンジニア、三浦清克氏は「コンパクトカテゴリーは国内だと1.5リットルが上限ですし、ヨーロッパでは1.0リットル、1.3リットルが搭載されるのでが、加速性能と余裕を求めるアメリカのサイオンユーザーのニーズをくみとり1.8リットルを押しこみました」と言う。
安全装備もアクティブヘッドレストをはじめ、前席サイドエアバッグ、前後サイドカーテンエアバッグ等は標準装備。パッシブセイフティー面でもVSC(ビークル・スタビリティーコントロール)、トラクション・コントロール(TRAC)、4輪ABS、EBD(電子制御ブレーキ配分)、ブレーキアシスト等もすべて標準装備だ。
8月にアメリカで発売され、販売台数は、初年度2万3000台、次年度は3万8000台を予定している。