気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2006年6月14日付
●株614円安 1万4218円米同時テロ以来の急落(読売・1面)
●環境に優しい車新戦略、きれいなディーゼル投入 ベンツ新型乗用車 黒煙、騒音を改善 トヨタ ハイブリッド車倍増へ(読売・8面)
●いすゞがGMと新型車台を開発(読売・8面)
●日産「エルグランド」「マーチ」に欠陥、リコール15万台(読売・38面)
●中国マツダ苦境、主力車生産異例の2ヶ月停止(朝日・12面)
●日産、ロシア工場新設の合意書調印(毎日・8面)
●パトカーが追跡車に追突、池上署(産経・27面)
●スズキ株CB発行で急落、資本政策を市場敬遠(日経・17面)
●駐車監視員の手ガブリ、公務執行妨害で男逮捕「注意され腹立った」(日経・39面)
ひとくちコメント
トヨタ自動車とダイムラークライスラーがエコカーの同時“お披露目”で激突した。トヨタがガソリンエンジンと電気モーターを併用して走行するハイブリッドシステム搭載車種を、2010年代初めまでに100万台まで倍増させるほか、植物原料のエタノール車の販売にも力を入れると発表。
一方、ダイムラークライスラー日本は、今秋に発売予定のディーゼル乗用車、メルセデスベンツ『Eクラス』の新モデルを公開した。高出力ディーゼルエンジンを搭載、環境対応を重視し、性能を走行性能と燃費性能を両立するという。
きょうの各紙が記者会見の内容をベースにエコカーの新戦略を詳しく報じている。“クリーンヒット”を狙って環境に優しいエコカーの競演が一段と激化しそうだ。