新型日産『ブルバード シルフィ』のカラーリングは、欧州スタンダードをベースに、“濁り”を入れたりして調整したという。
開発を担当したデザイン本部、第一プロダクトデザイン部プロダクトチーフデザイナーの中島敬さんは、「開発初期にルノーから来ているフランス人の女性デザイナーが参加した。彼女にヨーロッパ的なハイスタンダードの色の提案をしてもらい、それをベースとしてチューニングした」と語った。
「彩度ばかりを強くしてしまうと安っぽくなり深みのない色になってしまう。彩度を抑え“濁り”を入れて落ち着きのあるチューニングになっている」